『さよならプロポーズ via オーストラリア』を見ていて、リノに対して「ちょっとわがままでは?」「現実見えてないかも」と感じた人はかなり多かったはずです。
専業主婦希望、お金の話は萎える、でも服は好きなものを買いたい。こうした発言だけを切り取ると、ナオキがしんどくなるのもわかると思ってしまいますよね。
ただ一方で、リノを単純に「わがままな女」と片づけるのも少し違うと感じます。番組を追うと、リノは理想ばかり語っているというより、自分が望む結婚生活をうまく現実の言葉に落とせていない人にも見えるからです。
この記事では、リノがわがままと言われる理由を整理しつつ、逆にそう見えてしまう背景まで含めて、第7話時点の内容からまとめます。
※この記事は『さよならプロポーズ via オーストラリア』放送済みエピソードの内容をもとにした考察です。ネタバレを含みます。
Contents
リノはわがまま?結論は「そう見える場面は多いが、夢見がちなだけではない」
先に結論を言うと、リノがわがままに見える場面は確かにかなり多いです。
特に、お金や生活設計の話になると感情が先に立ちやすく、ナオキの現実的な問いかけを拒絶してしまう場面があるので、視聴者が「話にならない」と感じるのは自然だと思います。
ただ、その一方でリノは、働きたくないから専業主婦になりたいというより、安心できる家庭像への憧れが強すぎる人にも見えます。だからこそ、ナオキの条件提示を“相談”ではなく“否定”として受け取ってしまい、余計にわがままっぽく映っているのだと思います。
そもそもリノはどんな人物?公式プロフィールから見える理想
ABEMA公式プロフィールでは、リノは28歳で、ナオキとは交際2年のカップルとして紹介されています。
リノ側のキャッチコピーは「結婚したら仕事を辞めて、家事に専念したい」でした。
この一文だけでも、リノが求めている結婚生活はかなりはっきりしていますよね。自分が前に出てバリバリ稼ぐより、家庭を軸にした暮らしを望んでいることが伝わってきます。
一方でナオキ側は効率と数字を重んじるタイプなので、最初から価値観のぶつかり方がかなり激しい組み合わせです。つまり、リノの理想が強いのは事実ですが、その理想が余計に浮いて見えるのは、相手がナオキだからという面もあります。
理由1:専業主婦希望を“譲れない前提”で持っているように見える
リノがわがままと言われやすい一番の理由は、やはり専業主婦希望です。
第4話では、ナオキが「指図されたくない」と話すほど、2人の間で働き方の価値観がぶつかっていました。さらに第7話では、リノ自身が「40、50歳になってまで働き続けるのは想像できない」と語っています。
この発言自体は本音として理解できますが、視聴者からすると「では生活費や将来設計はどうするの?」となりますよね。特に今の時代、片働きを望むならなおさら具体的な話が必要なので、希望だけが先に立つとどうしても甘く見えてしまいます。
しかもリノは、この部分を相談というより自分の理想としてかなり強く固定しているように見えるので、ナオキからすると歩み寄りの余地が少なく感じられるはずです。
理由2:「お金の話は萎える」と拒絶したことで現実逃避に見えた
第6話では、家賃や住宅ローンの話し合いが大きな修羅場になりました。
ABEMA TIMESでも、リノが「お金の話は萎える」として、ナオキからの家賃相談をほぼ完全拒絶した流れが取り上げられています。
ここが視聴者に刺さったのは、結婚の話をしているのに、その土台になるお金の話だけはしたくないように見えたからです。しかも専業主婦を希望している側がそれを言ってしまうと、どうしても「都合の悪い現実は見たくないのかな」と受け取られやすいですよね。
リノからすると、愛情や安心感のない数字の会話に冷めてしまったのかもしれません。でも、結婚相手として見ると、その拒絶の仕方はかなり危うく見えました。
理由3:服代の条件に強く反発したことで“支えてもらう前提”が透けて見えた
第7話では、ナオキがかなり極端な条件として、「俺のお金で服を買うのは許せない」と話す場面がありました。
もちろん、ナオキの言い方もかなりキツくて、あれをそのまま正しいとは言えません。ただ、リノがそこに強く反発する様子からは、結婚後の生活費や支出について、自分の中ではある程度“支えてもらう前提”ができているようにも見えました。
好きな服を買いたい気持ち自体は自然です。でも、家計の分担や働き方が固まっていない段階でそこを当然の権利のように話してしまうと、視聴者にはわがままに映りやすいんですよね。
この場面は、ナオキの冷たさとリノの甘さが同時に見えたので、2人ともかなり厳しく見えた回だったと思います。
ただし、リノを単純に“わがまま女”とは言い切れない
ここまで見るとリノがかなり理想先行に見えますが、単純にわがままと切り捨てるのも違います。
リノが求めているのは、贅沢三昧というより「安心して家庭に入れる関係」に近いんですよね。だからこそ、ナオキの条件提示や理詰めの会話を、ただの現実論ではなく「私は受け入れてもらえない」という拒絶として受け取ってしまっているように見えます。
また、ナオキ側も言い方がかなり冷たく、数字と条件で詰めてくるので、リノの未熟さや感情的な反応が余計に悪目立ちしている面もあります。相手がもう少し柔らかいタイプなら、ここまで“わがまま感”は強く出なかった可能性もあります。
本当の問題は、リノの理想が高いことより現実とのすり合わせが弱いこと
リノを見ていて感じるのは、理想を持っていること自体が問題なのではなく、その理想をどう現実に落とすかの言葉がまだ弱いということです。
専業主婦になりたいなら、なぜそうしたいのか、何を担うのか、どこまで歩み寄れるのかが必要です。でも現時点のリノは、その説明よりも感情の反発が先に出やすいので、ナオキにも視聴者にも「結局わがままなのでは?」と見られてしまいます。
だから、リノは一方的な悪役というより、結婚に夢を持っているぶん、現実にぶつかった時の脆さが大きい人なのかもしれません。そこを超えられない限り、ナオキとの関係はかなり厳しいままだと思います。
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