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踊りの決めては手?手のポジションをマスターして綺麗に踊ろう♪

こんにちわ!長年バレエを続けているユリです。手のポジションを守って踊ると、バレエの綺麗な形やしなやかで優雅な動きが表現されていきます。今回は手のポジションをポイントと合わせて詳しく紹介していきます。いろいろな表現の仕方があるので、何かのヒントの一つになれば嬉しいです♪

基本の手のポジション、まずはこの4つ

詳しく見ていく前に、軽く前回のおさらいをしていきましょう。

基本となる手のポジションはこちらです。

アン ナヴァン   両手で作った円を胸の前におく

アン バー     アンナヴァンの手を下に

アン オー     アンナヴァンの手を上に

アラセゴン     アンナヴァンの両手を横に

それでは順番に見ていきましょう。

アン ナヴァン

つくり方

手の長さいっぱいの大きな大きなボールを抱えるようにして、胸の前で円を作ります。

左右の指先の間は少しあけます。

ポイント

①肩が上がらないために、肩甲骨の下の方が背骨から離れないようにします。力を入れず に、あるべき肩甲骨の位置に持っていくという感覚です。

力を入れすぎると背中側に身体が落ちてみぞおちが出る原因になってしまいますので注意しましょう。

②両肘は左右の外側に向け引っ張ります。

鎖骨も左右の外側にすーっと引っ張るよに長ーく意識してください。

鎖骨、肩、肘は、左右の壁に向かってまっすぐ伸びていき、反対に肘から手は中指を先頭にして、伸びていったものを内側に引っ張り戻すように円を作る感覚です。左右の中指同士が磁石のように引きあう感じです。

②そのままだと両手のひらは自分の身体に向いていますが、その状態から少し小指側を内側から上に向けるように意識します。

こうすることで二の腕と肘から下の腕の内側を使い、状態の安定に繋がります。

アン バー

つくり方

アン ナヴァンの手を下におろします。

手は身体にくっつけず、身体とのあいだに拳一つ分ほどの空間が空くようにします。

ポイント

①肘はアンナヴァン同様外側に引っ張りるように両肘を張ります。

②手のひらが身体の方に向いてしまわないように、軽く小指を親指の方に回します。

回す感じとしては気持ち程度なので、やり過ぎないようにしましょう。

アン オー

つくり方

アンナヴァンの手を頭の上にあげます。

真上ではなく髪の生え際辺りを意識します。

ポイント

①腕を上に上げると、肘が前に来やすいので、アンナヴァンの状態を崩さないように肘を横の壁に向かって引っ張り続けましょう。

②手と一緒に肩が上がってこないよう、アンナヴァンの肩甲骨の位置をなるべく変えないようにしましょう。

アラセゴン

つくり方

アンナヴァンの手を左右に開きます。

肘から開いていくようにしましょう。

ポイント

①肘が方のラインから後ろに行かないようにしましょう。

背中が落ちてみぞおちが開いてしまい、綺麗なラインを保てなくなります。

②肘が下を向いたり、上を向いたりしないよう後ろを意識して引っ張ってみましょう。

③小指を内側から上方向に軽く回しましょう。

アロンジェ

以上の基本となる4つの手のポジションには、アロジェという肘から手を柔らかく翻すポーズがあります。バレエの優雅な動きの一つですね。

まずは基本の形を知ってから、挑戦していきましょう。

まとめ

バレエの手の動きは、ご紹介した基本の4つを必ず使います。左右の手で、このポジションを組み合わせて行くことで、表現にバリエーションが出ます。このポジションを守っていないと、観ている人にとても違和感を感じさせ、綺麗な踊りになりません。

習い始めは、どのポジションも、力が入って固まってしまいがちですが、中指を遠くに引っ張り続けることを意識すると、すっと力が抜けて綺麗に見え、身体が軽くなりますよ。

是非試してみてくださいね♪

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