こんにちは!気づけば長年バレエをやっているユリです。バレエでしっかりと床を押して立つには、まず基本となる足のポジションを覚えます。どんなに踊りが早く複雑になっても、この基本のポジションを使って踊ります。今回は、基本の基本となる1番ポジションを紹介していきます!
足のポジションにはどんなものがあるの?
1番ポジション~6番ポジションまであります。
6番ポジション以外は全てつま先を外側に開いて行います。
まずは各ポジションの中で基本となる1番ポジションについて見ていきましょう!
実際に椅子や壁に手を置いて感覚をチェックしてみてくださいね。
基本の基本は1番ポジション!
1番ポジションのつくり方
①まずは両足を揃えて立ちます。バレエで言う6番ポジションです。
②両方の内もも同士を中心に寄せる
③この時、お尻の下の方と、下腹部に力が入る感じを意識する
④そのまま状態を変えないように、踵を支点にして、可能な範囲でつま先をぱっと開く。
そこが今のご自身の1番ポジションとなります。
180度開かなくていい!
180度に近いポジションになる方もいますが、ほとんどの方が90度前後になると思います。
180度開いた方がバレエらしいし、上手に踊れるんじゃないかと思いがちですが、無理につま先だけを開こうとするのは、膝の向きとのねじれが生じ、身体を痛めることにつながるのでやりません。
試しにつま先を180度無理やり開いて膝を曲げてみてください。つま先は横に向いているのに、膝は斜め前を向いていませんか?
続いて、ぱっと開いた自分の正しい角度で立ち、膝を曲げてみてください。
つま先と膝の方向が同じ方向を向いているはずです。
自分の体にあった角度が上達への近道
膝とつま先の角度がずれていると、ターンアウトしづらいのでいつまで経っても綺麗に踊ることはできないばかりか、怪我をする危険もあります。
足は開いている方が上手!という昔の考えは捨てて、自分の体に正直に向き合ってみてください。足は開いているけどイマイチ上手ではない人はたくさんいます。
そこまでつま先の角度は開いていないけど、力技ではなく綺麗に優雅に踊る姿の方が素敵ですよね?
レッスンで一度観察してみてください。なにか発見出来るかもしれません♪
足首をねじって無理につま先を開いても、ターンアウトの力がなければ綺麗に、上手に踊ることはできません。無理して踊ると、バランスが取れない、だから回れない、足が上がらない等の壁にぶつかります。つまり上手にはなれないのです。
最初は開かない足も、正しいポジションて立つことによって、徐々にターンアウトする力が付き今の角度よりも広がっていくので心配はいりません。
まとめ
いかがでしたか?まずは1番ポジションをしっかりとチェックして、正しくターンアウト出来る状態を作ってください。普段の生活のなかにも、ちょっとした時に、1番や6番ポジションで確認するようにすると、どんな動きにも対応できるようになりますよ。